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イラン紛争で株はどう動くのか〜歴史から学ぶ投資戦略〜

結論外部環境に振り回されない、自分の投資戦略を持つことが重要

1️⃣ 相場は政治ニュースではほとんど動かない
2️⃣ 未来を予測するのは難しい
3️⃣ ニュースで売ると大きな上昇を逃す可能性がある

ニュースで売買する投資家ほど長期では負けやすい

ニュースで相場を予測することの難しさ

歴史を振り返ると、興味深い事実があります。

過去に相場が大きく動いた原因を分析すると、
重大な政治・経済ニュースが原因だったケースは 全体の4分の1にも満たない という研究(ジェレミー・シーゲル著 「株式投資」)があります。

つまり、多くの投資家が注目するニュースは、
実は相場の大きなトレンドを決めていないことが多いのです。

戦争のニュースが流れると、
私たちはつい「株は下がり続けるのではないか」と考えてしまいます。
以下の図は日経平均ボラティリティー・インデックス(日経VI)と呼ばれるグラフですが、投資家が日経平均株価の将来の変動をどのように想定しているかを表した指数です。
指数値が高いほど、投資家が今後、相場が大きく変動すると見込んでいることを意味します。
つまり投資家が市場の将来に不安を感じてビビっている状態です。

引用:日経平均プロフィル(日経平均ボラティリティ・インデックス)

では実際に「株は下がり続けるのではないか」と言われると、
歴史を見ると、必ずしもそうとは限りません。

引用:ジェレミー・シーゲル著 「株式投資」(日経BOOK PLUS)

例えば
第一次世界大戦が始まった1914年頃、
恐怖から株を売った投資家は、その後の相場の上げ幅が過去最高となる大きな上昇を逃してしまいました。

一方で、第二次世界大戦の始まったタイミング1939年に、前回の第一次世界大戦による景気拡大を期待して株を買った投資家は、政府が戦時に利益を得た企業に課税をする政策をとったため、予想が外れる場面もありました。

この歴史から私が学んだことは、相場はニュース通りには動かない。ということです。

だからこそ、投資家はニュースに一喜一憂して売買するのではなく、
外部環境に振り回されない、自分の投資戦略を持つことが重要になります。


そして今回の
イランとイスラエル、アメリカの緊張も、
同じ視点で捉える必要があります。

この紛争の行方を正確に予測することは誰にもできません。

だからこそ投資家は、

未来を当てることではなく、
何が起きても耐えられる資産設計をすること

に集中すべきなのです。