目次
- 5年間で配当金はどれだけ増えたのか?
- 最初の数百円が教えてくれたこと
- 少額の配当金にも意味があると考える3つの理由
- 年間配当118万円になるまでに続けてきたこと
- 年間配当118万円になって変わったこと
- 高配当株投資を始める人に伝えたい注意点
- まとめ|最初の数百円は、決して無意味ではなかった
高配当株投資を始めたばかりの頃、最初に受け取った配当金は数百円でした。
会社の給料以外からお金が入ってきたことは嬉しかったものの、正直なところ、
「こんな金額じゃ、生活は何も変わらないな」
という気持ちの方が強かったのを覚えています。
数百円では外食もできませんし、家計が楽になるわけでもありません。
しかし、2021年から投資を続けた結果、2026年には年間の税引後配当金が114万円になる見込みです。
月平均に換算すると約9万5,000円。もちろん、毎月同じ金額が振り込まれるわけではありません。
この記事では、会社員として働きながら配当金を増やしてきた5年間の実績と、資産形成を続ける中で変わった考え方を紹介します。
5年間で配当金はどれだけ増えたのか?
私が高配当株投資を始めたのは2021年です。
最初の配当金は数百円でしたが、毎年コツコツと投資資金を積み上げてきました。
実際の年間配当金の推移は次のとおりです。
| 年 | 年間配当金(税引後) |
|---|---|
| 2021年 | 20,307円 |
| 2022年 | 67,820円 |
| 2023年 | 126,973円 |
| 2024年 | 259,992円 |
| 2025年 | 445,819円 |
| 2026年(年間見込み) | 1,180,000円 |
※2021〜2025年は年間実績、2026年は年間見込みです。
2021年には年間約2万円だった配当金が、2025年には約45万円に増加しました。
2026年の年間見込みは118万円。2021年の年間実績と比べると約56倍です。
もちろん、これは配当金の再投資だけで達成したものではありません。
会社員として働き、給与やボーナスから継続的に投資資金を投入してきたことが大きな要因です。
さらに、保有企業の増配も配当金の増加に貢献しています。
私がこの5年間で実感したのは、資産形成は最初こそ成果が見えにくいものの、継続することで少しずつ手応えを感じられるようになるということです。
最初の数百円が教えてくれたこと
最初に配当金を受け取ったとき、生活が豊かになった実感はありませんでした。
しかし、ひとつだけ大きな発見がありました。
自分が働いていない時間にも、お金を受け取ることができた。
会社員として働き、労働の対価として給料を受け取ることが当たり前だった私にとって、これは新鮮な経験でした。
自分自身が働いて収入を増やすだけでなく、株式という資産を保有することで収入を得られる。
この経験が、私のお金に対する考え方を変えるきっかけになりました。
少額の配当金にも意味があると考える3つの理由
今振り返ると、最初の数百円には金額以上の意味があったと思います。
① 会社の給料以外から収入が生まれる
会社員の収入は、基本的に給料が中心です。
給料を増やすには、昇格や昇給、残業など、自分自身の働き方が大きく関わってきます。
一方、配当金は企業が株主に利益を還元することで得られる収入です。
企業の業績や方針によって減配・無配になる可能性はありますが、自分の労働時間に直接依存しない収入源を持てることには、大きな魅力があります。
私自身、労働による収入だけでなく、資産からの収入を増やしていきたいと考えるようになりました。
② 投資を続けるモチベーションになる
最初は数百円だった配当金も、投資を続けることで少しずつ増えていきました。
数百円が数千円になり、やがて年間数万円、数十万円と増えていく中で、配当金に対する見方も変わりました。
「この配当金で家族と外食に行ける」
「年間の配当金で家族旅行の費用を賄える」
そんなことを考えられるようになったのです。
もちろん、実際には配当金をすべて使うのではなく、再投資することもあります。
それでも、数字として配当金が積み上がっていくことは、投資を継続する大きなモチベーションになりました。
③ 将来の選択肢を増やせる
私が配当金を増やしたい理由は、単にお金持ちになりたいからではありません。
会社の給料だけに依存しない状態を作りたいからです。
年間100万円の税引後配当金があれば、家計にとって無視できない金額です。
生活費に充てることも、家族旅行に使うことも、さらに投資に回すこともできます。
当然、将来も同じ金額を受け取れる保証はありません。
それでも、給与以外の収入源を持つことで、精神的な余裕が生まれました。
配当金が増えることは、自分や家族が選べることを増やすことでもある。
私はそう考えています。
年間配当118万円になるまでに続けてきたこと
私が高配当株投資を続ける中で意識してきたことは、大きく3つあります。
① 給料から継続的に投資資金を確保する
私の資産形成の基本は、会社員としての収入から投資資金を確保することです。
毎月の給料やボーナスから生活に支障のない範囲で投資に回し、少しずつ保有株式を増やしてきました。
配当金だけで資産が急激に増えたわけではありません。
本業で収入を得て、余剰資金を資産に変えていく。
この積み重ねが、配当金の増加につながったと考えています。
② 目先の配当利回りだけで投資先を選ばない
高配当株投資では、配当利回りが高い銘柄に目が向きがちです。
しかし、利回りだけで投資先を選んでしまうと、業績悪化による減配や株価下落のリスクがあります。
私は配当利回りだけでなく、企業の業績、財務状況、利益成長、配当性向なども確認するようにしています。
長期的に配当を受け取り続けるためには、企業が安定的に利益を生み出せることが重要だと考えているからです。
③ 配当金を増やすこと自体を楽しむ
投資を始めた頃は、配当金が少なく、成果を実感できない時期もありました。
しかし、毎年の配当金を記録することで、少しずつ増えていることを実感できました。
株価は日々変動しますが、配当金の推移を確認することは、私にとって投資を続ける楽しみのひとつになっています。
もちろん、配当金だけを見て投資成果を判断することはできません。
それでも、資産からの収入が増えていく過程を楽しめたことは、5年間継続できた理由のひとつだと思います。
私が実際にどの程度投資して年間配当100万円に到達したのかについては、別の記事で5年間の投資実績を紹介しています。
関連記事:月いくら投資すれば配当100万円に届くのか|5年間のリアルな投資実績
年間配当118万円になって変わったこと
2026年の年間税引後配当金は、118万円になる見込みです。
月平均に換算すると約9万5,000円です。
最初の数百円と比べると、ずいぶん大きな金額になりました。
しかし、最も大きく変わったのは生活水準ではなく、気持ちの面です。
以前は、収入といえば会社からの給料がほとんどでした。
今では、会社員としての給料以外にも、株式からの配当収入という柱があります。
もちろん、この金額だけで家族が生活できるわけではありませんし、配当金が将来も続く保証はありません。
それでも、会社の給料だけに依存していないという事実は、精神的な安心感につながっています。
かつては会社で早く出世することを強く意識していました。
今でも仕事には真剣に取り組んでいますが、資産形成を続ける中で、会社での評価だけが人生のすべてではないと考えるようになりました。
私にとって、配当金の価値は金額だけでは測れません。
経済的な余裕だけでなく、人生における選択肢や精神的な自由を少しずつ増やしてくれるものだと感じています。
高配当株投資を始める人に伝えたい注意点
ここまで配当金が増えた経験を紹介してきましたが、高配当株投資にはリスクもあります。
企業の業績が悪化すれば、配当金が減ったり、なくなったりする可能性があります。
また、配当金を受け取れていても、株価が下落すれば資産全体では損失が発生することもあります。
高い配当利回りだけを理由に投資先を選ぶことはおすすめしません。
企業の収益力や財務健全性を確認し、特定の銘柄に資産が集中しすぎないようにすることも重要です。
さらに、生活に必要なお金まで無理に投資へ回すべきではありません。
私自身、今後も配当金を増やしたいと考えていますが、目先の配当額よりも長く投資を続けられることを大切にしたいと思っています。
まとめ|最初の数百円は、決して無意味ではなかった
2021年、初めて受け取った配当金はわずか数百円でした。
当時は「こんな金額では生活は変わらない」と感じていました。
しかし、その小さな配当金が、私にとって資産形成を続けるきっかけになりました。
2021年の年間配当金は約2万円。2025年には約45万円となり、2026年には年間118万円を見込むまでになりました。
もちろん、誰でも同じように配当金を増やせるわけではありません。
まとまった投資資金が必要ですし、株価下落や減配のリスクもあります。
それでも、少額から投資を始め、経験を積みながら資産を増やしていくことには意味があると考えています。
最初の数百円は、私にとって会社の給料以外から収入を得る第一歩でした。
これからも本業を大切にしながら、資産からの収入を積み上げ、会社だけに依存しない人生を目指していきたいと思います。
私が2021年に投資を始めてから、年間配当金100万円を超えるまでには約5年かかりました。
では、実際に毎月いくら投資し、どのように資産と配当金を増やしてきたのか。
投資額や資産の推移、配当金が増えるまでの実体験については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ 【関連記事】月いくら投資すれば配当100万円に届くのか|5年間のリアルな投資実績