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杉村太蔵『骨太』投資術を読んで感じたこと〜“日本はまだ終わっていない”と思った理由〜

最近、杉村太蔵さんの
『骨太』投資術を読みました。

読んでいて感じたのは、「単なる銘柄紹介の本ではない」

ということです。

“国の方向性から投資を考える”

という視点が非常に面白かったです。

今回は、本を読んで感じたことを自分なりに整理してみます。


■ 投資は「我が子」を育てる感覚

まず印象的だったのは、

「今すぐ使わないお金を我が子のように投資する」

という考え方。


短期で売買して儲けるというより、

「長く育てる」

私の感覚に非常に近いと感じました。


私自身も、

“短期で株価が上がるか”

より、

“10年後など長期的に社会に必要とされる企業か”

を重視するようにしています。


■ 「骨太の方針」を読む重要性

この本で特に面白かったのは、

「骨太の方針を読むことが投資の1丁目1番地」

という考え方です。


骨太の方針とは、

国の経済財政政策の方向性を示すもの。

つまり、

「国が何を問題と考えているのか」

「その解決にどう民間企業を活用しようとしているのか」

が見えてきます。


■ 骨太の方針から見える日本の問題

本の中では、

日本の課題として、

・人口減少
・少子高齢化
・生産性の低下
・地政学リスク
・現金偏重の資産構成

などが挙げられていました。


これは私自身もかなり共感しました。


■ 日本は「自力」で生産性を上げる必要がある

特に人口減少と少子高齢化。

これは日本が世界でもかなり先行しています。


欧州のように、

大量の移民流入を期待できる環境でもありません。

円の価値も相対的に低下しており、

「海外人材から見て圧倒的に魅力的」

という状況でもない。


だからこそ、

「日本人自身が生産性を高める」

ことが重要になると思っています。


■ 日本は少しずつ変わってきている

私は最近、日本社会は少しずつ変わってきているとも感じています。


例えば、

・デジタル化
・DX
・AI活用
・働き方改革

など。


もちろん遅い部分もあります。

ただ、「昔のままでいい」

という空気は徐々に減っている。


さらに、

金利正常化によって、

利益を出せないゾンビ企業

が自然淘汰されていく流れもあると思います。


これまでの日本は、「失われた30年」というネガティブな印象が強かった。


ただ私は、“これから少しずつ目を覚ましていく”

可能性は十分あると思っています。


■ 地政学リスクは今後も続く

一方で、

世界情勢は今後も不安定だと思います。


中国は台湾を簡単には諦めないでしょう。

また、欧米や日本との覇権争いも続くと思います。


ロシアも、ウクライナ侵攻によって長期的には弱体化が避けられないように見えます。


そして米国は、

今後も日本をアジアの重要拠点として重視する一方、

「もっと自国で防衛してほしい」

という圧力は強めていくと思います。


つまり、

日本の防衛費は今後も増える方向

だと考えています。


■ 杉村太蔵さんが挙げていた“強い企業”

本の中では、

「10年で2倍を狙える株」として、

・三菱商事
・三井物産
・伊藤忠商事
・三菱UFJフィナンシャル・グループ
・三井住友フィナンシャルグループ
・みずほフィナンシャルグループ
・日本郵船
・商船三井
・川崎汽船
・トヨタ自動車
・NTT

などを紹介していました。


どれも、

「日本の基盤を支える企業」

という印象があります。


■ 10倍株候補について

さらに、

「10年で10倍を狙える株」として、

・NEC
・三菱重工業
・IHI
・川崎重工業
・日本M&Aセンターホールディングス
・M&Aキャピタルパートナーズ
・リクルートホールディングス
・RKSHA Technology
・日本製鉄
・北海道電力
・アストロスケール

などを挙げていました。


もちろん、

「紹介されているから買う」

のではなく、「自分で納得して投資する」

ことが大切だと思います。


私自身も、本を読んで考えた結果、

最近は日本製鉄へ投資しています。


■ 最後に

今回この本を読んで感じたのは、

「投資は未来への参加」

だということです。


単に株価を見るのではなく、

・国がどこへ向かおうとしているのか
・社会課題は何か
・どの企業が解決しようとしているのか

を考える。


そういう視点で投資すると、

“株価の上下だけではない面白さ”

があると感じました。