考えてから行動する?行動してから考える?私が「行動8:思考2」を意識する理由
「しっかり考えてから行動した方がいい」
「まず行動することが大切」
自己啓発本やビジネス書では、どちらの考え方もよく目にします。
いわゆる「考えてから行動する(考→行)」と「行動してから考える(行→考)」という考え方です。
私自身、仕事や株式投資、ブログ運営などを通じて、どちらが正しいのか考えることがあります。
結論から言えば、どちらか一方が正しいわけではありません。
重要なのは、考えることと行動することのバランスです。
私が意識しているのは、「行動8:思考2」という割合。
もちろん、すべての物事に当てはまるわけではありませんが、多くの場面では、考えることに時間を使いすぎるより、実際に行動しながら学ぶ方が成長につながると考えています。
目次
- 考えずに行動するのは危険
- 考えすぎると行動できなくなる
- 行動して初めて得られる学びがある
- 私が意識する「行動8:思考2」
- 学びは8割から先が難しい
- 投資・仕事・ブログにも共通する考え方
- まとめ|完璧を目指すより、行動と改善を繰り返す
考えずに行動するのは危険
まず前提として、何も考えずに行動することが正しいとは思いません。
例えば、
- 投資の仕組みを理解せず、大きな資金を投入する
- 仕事で目的や方向性を決めずに動き始める
- 十分な情報を集めず、人生を左右する決断をする
こうした行動には大きなリスクがあります。
特に株式投資では、知識が不足したまま高い利回りや目先の利益だけを追いかけると、大きな損失につながる可能性があります。
私自身、投資先を選ぶ際には、企業の業績や財務状況、配当利回りなどを確認しています。
つまり、行動する前に最低限の情報収集と方向性の整理は必要です。
「まず行動する」と「何も考えずに行動する」は、まったく違うものです。
考えすぎると行動できなくなる
一方で、考えることに時間をかけすぎるのも問題です。
例えば、新しいことを始めようとして、
- 関連する本を何冊も読む
- インターネットで情報を集め続ける
- 失敗しない方法を探し続ける
- 完璧な計画ができるまで行動しない
このような経験はないでしょうか。
もちろん、勉強や情報収集は大切です。
しかし、情報を集めれば集めるほど新たな疑問が生まれ、いつまでたっても行動できなくなることがあります。
行動しなければ、知識は増えても経験は増えません。
本を10冊読んだからといって、実際にやってみた人と同じ経験が得られるわけではないのです。
行動して初めて得られる学びがある
実際に行動してみると、事前には想像していなかったことが起こります。
「思っていたより難しい」
「予想外の問題が発生した」
「やってみると、意外と簡単だった」
こうした発見は、行動しなければ得られません。
そして、実際の経験があるからこそ、次に何を学ぶべきかも明確になります。
私が重要だと考えているのは、次のサイクルです。
浅く学習 → 行動 → 学習 → 改善
最初に必要最低限の知識を身につけ、行動する。
そこで得られた経験をもとに、追加で学習し、改善する。
このサイクルを繰り返すことで、知識だけでなく実践的な判断力も身についていくと考えています。
私が意識する「行動8:思考2」
私の感覚では、新しいことを始める際は、
行動:思考 = 8:2
くらいを意識すると、ちょうどよいと感じています。
もちろん、時間を厳密に8対2に分けているわけではありません。
大切なのは、最初から完璧な計画を作ろうとせず、ある程度考えたら行動に移すことです。
例えば、失敗しても簡単にやり直せることであれば、早めに挑戦した方が多くの経験を得られます。
一方、多額の資金を投じる投資や、取り返しのつかない意思決定では、事前に十分な検討が必要です。
つまり、失敗したときの影響が小さく、やり直しが利くことほど、早く行動する価値が高いということです。
すべての場面で8:2が正解というわけではありませんが、考えすぎて行動できなくなる自分への戒めとして、意識したい割合です。
学びは8割から先が難しい
もうひとつ、私が面白いと感じているのが、学習における時間と習熟度の関係です。
橘玲氏の著書『シンプルで合理的な人生設計』でも、学びの効率について考えさせられる図が紹介されています。

出典:橘玲 著『シンプルで合理的な人生設計』
新しい分野を学ぶ際、最初の段階では比較的短い時間で多くの知識を身につけられることがあります。
しかし、ある程度習熟すると、そこからさらに上達するために多くの時間が必要になります。
例えば、
- 投資の基本的な仕組みを理解する
- 仕事で必要な基礎スキルを習得する
- 新しい趣味の基本を身につける
こうした基礎学習と、その分野を極めるための学習では、必要な時間が大きく異なります。
もちろん、どんな分野でも短時間で8割まで習得できるわけではありません。
それでも、私がこの考え方から学んだのは、最初から100点を目指す必要はないということです。
まずは基本を押さえ、実践できる状態を目指す。
残りの部分は、経験を積みながら必要に応じて学んでいけばよいと思っています。
投資・仕事・ブログにも共通する考え方
この考え方は、私自身が取り組んでいる投資や仕事、ブログ運営にも当てはまると感じています。
株式投資:少額から経験を積む
株式投資を始めようとしても、損失が怖くてなかなか一歩を踏み出せない人もいると思います。
もちろん、最低限の知識を身につけ、生活に必要なお金を確保することは大前提です。
そのうえで、最初から大きな利益を狙うのではなく、許容できる少額から経験を積むという方法があります。
実際に投資すると、株価が下落したときの自分の心理や、配当金を受け取ったときの感覚など、本を読むだけでは分からないことを経験できます。
私自身、2021年に投資を始めた頃は、現在ほどの知識も経験もありませんでした。
投資を続けながら学習し、少しずつ自分なりの投資方針を作ってきました。
仕事:小さく試して改善する
仕事でも、最初から完璧な計画を作ることが最善とは限りません。
特に業務改善では、現場で実際に試してみることで初めて分かる問題があります。
もちろん、安全性や品質に関わる部分は慎重な検討が必要です。
そのうえで、小さく試せる範囲から実行し、結果を確認して改善する。
机上で考え続けるだけでなく、現場で得た事実をもとに次の判断をする。
これは、私が仕事でも大切にしたい考え方です。
ブログ:公開してから改善する
ブログ運営も同じです。
最初から完璧な文章を書こうとすると、記事を公開するまでに多くの時間がかかってしまいます。
しかし、実際に公開してみなければ、どの記事が読まれるのか、読者が何に関心を持つのかは分かりません。
私自身、記事を書き続ける中で、検索されやすいテーマや、読者に伝わりやすい構成について学んできました。
公開した記事を後から修正することもできます。
だからこそ、一定の品質を確保したら公開し、必要に応じて改善していくことが大切だと感じています。
まとめ|完璧を目指すより、行動と改善を繰り返す
「考えてから行動するのか」
「行動してから考えるのか」
この問いに、すべての場面で通用する正解はないと思います。
重要なのは、行動する前に必要なことを考えたうえで、考えすぎて立ち止まらないことです。
私が意識しているのは、次の4つです。
- 最低限の情報を集める
- 小さく行動してみる
- 結果から学ぶ
- 改善して再び行動する
そして、このサイクルを繰り返すことです。
浅く学習 → 行動 → 学習 → 改善
最初から100点を目指して動けなくなるより、まずは行動できるレベルを目指す。
その後、実際の経験から学び、少しずつ精度を高めていく。
考えることは大切。しかし、考えるだけでは何も変わらない。
これからも投資、仕事、ブログ運営など、さまざまな場面でこの考え方を実践していきたいと思います。
おすすめ書籍|『シンプルで合理的な人生設計』
今回紹介した「学習と行動のバランス」について考えるきっかけになったのが、橘玲さんの著書『シンプルで合理的な人生設計』です。
この本では、人生におけるさまざまな選択を、合理的に考えるためのヒントが紹介されています。
私が特に印象に残ったのは、すべてを完璧にしようとするのではなく、限られた時間や労力をどこに使うべきか考えることの大切さです。
仕事、投資、日々の生活など、幅広い場面で自分の行動を見直すきっかけになる一冊だと思います。
「考えすぎてなかなか行動できない」
「もっと合理的に時間を使いたい」
そんな方には、ぜひ一度読んでみてほしい本です。
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