■ 私が投資を実感した瞬間
最初に強く印象に残っているのは、
すかいらーくホールディングスを100株保有したとき。
自宅に届いた封筒の中には、
2,000円分の株主優待利用券。

「持っているだけで届くのか。」
金額は大きくありません。
でも感覚がまったく違いました。
自分が“企業の一部を持っている”という実感。
■ 優待は、資本主義の体験装置
その後も、
かどや製油では自社製品の詰め合わせが届き、

キリンホールディングスでは年に一度ビールが届く。

宅配便が届くたびに思うのです。
「これ、持っているだけで届いている。」
もちろん、配当や優待の原資は企業の利益。
そしてその利益は、多くの従業員の努力によって生まれています。
でも私はそのとき、
“労働する側”ではなく“資本を持つ側”に立っている。
この感覚が重要と思います。
■ 投資は数字だけでは続かない
インデックス投資は合理的です。私自身も積立してますし、否定しようもありません。
ただ、私個人の意見としては、
・封筒が届く
・商品が届く
・配当金計算書を見る
このアナログな体験は、
投資を一気に身近にします。
だから私は思います。
株を趣味にしたいなら、
まず1株でもいいから持ってみること。そして、100株になって届く優待や配当金額に喜びを感じること。
■ 合理性と体験価値
資産形成だけを見るなら、
S&P500やオールカントリーの積立で十分です。
でも、株主優待や配当は、
「自分が資本主義の中にいる」
という実感を与えてくれる。
会社員が“労働力”から“資本を持つ側”へ思考転換するきっかけとして、
これほど分かりやすい体験はないと思っています。
■ あの優待券が教えてくれたこと
あの2,000円の優待券も、
届いたビールも、
詰め合わせセットも、
金額以上の意味がありました。
それは、「労働以外の視点を持つ」
という事実を、体で理解した瞬間だったからです。