私は高校までを福岡で過ごしました。
福岡といっても都会ではなく、佐賀寄りの新興住宅地。
小学2年生の頃から一軒家に住み、高校卒業までその地域で育ちました。
その地域には、いわゆる「ヤンキー気質」の人も多く、学生時代は自分の立場を守るためにも、舐められない程度にリア充感を出しながら中学と高校を過ごしていました。
その結果、何に時間を使っていたかというと、勉強よりも友情です。
もちろん友人関係は大事ですが、当時の私はそれに過剰に時間を使っていました。
夜遅くまでファミレスやカラオケで友達と過ごし、遊び、時には深夜まで時間を消費する。
すると、自然とこういうスパイラルが生まれます。
- 勉強より友情を優先する
- 友情が強固になる
- さらに時間を使う
- 勉強からさらに離れる
こうして、どんどん「そのコミュニティの中での人生」が固定化されていく感覚がありました。
そして地元の空気として、もう一つ特徴的だったのが
「地元を離れる」という発想がほとんどないこと。
強く築いた友情を手放すことは、どこか裏切りのような感覚がありました。
このまま同じ環境で人生を終えるのか?
高校の進路を考えていたとき、私はふと疑問を持ちました。
このまま成り行きで生きていったら、
同じ友人ネットワーク、同じ環境の中で人生が終わるのではないか。
それが本当に自分の望む人生なのか。
ちょうどその頃、指定校推薦で関西の大学に進学できる可能性があることを知りました。
しかし、内申点は足りていませんでした。
そこで私は、人生で初めてと言っていいほど勉強をしました。
猛勉強の結果、なんとか合格。
こうして私は大学進学をきっかけに、関西に出ることになりました。
関西に来て最初の1年は本当に苦しかった
しかし、環境を変えることは簡単ではありませんでした。
関西に来てからの1年は本当に苦労しました。
これまで普通だと思っていたことが、全く通用しない。
友人関係の作り方も違う。
価値観も違う。
思ったように友人もできず、生活もうまくいかない。
正直なところ、
「福岡に帰ろうかな」
と本気で思った時期もありました。
でも、その違和感が自分を変えた
ただ、その苦しい時間の中で一つの気づきがありました。
それは、自分が普通だと思っていたことは、全く普通ではない
ということです。
環境が変わると、当たり前が崩れます。
そして初めて、
- 自分の価値観
- 自分の行動
- 自分の人生
を客観的に見ることができるようになります。
そこから私は、現状を疑うこと、学び気づきを得たものから行動すること(その結果、変わること)の重要性を強く意識するようになりました。
その経験は、今の人生にも確実に活きています。
大学卒業後、私はいわゆるJTCの会社員として働きながら、投資や資産形成にも取り組んでいます。
地元の友人たちの今
当時の地元の友人とは、今は全く関わりがありません。
SNSなどを見ると、
- 地元に住み続け
- 20代前半で結婚し
- 子供が3人いて
- 実家で暮らしている
そんな人も多いです。
仕事も
- 工場
- 車の整備
- 鳶職
など、地域に根ざした仕事が多い印象です。
休日には同じ友人たちとBBQをしている投稿もよく見かけます。
もちろん、彼らの人生を否定するつもりは全くありません。
地元が好きで、友達を大切にして、家族と暮らす。
それはそれで、とても幸せな人生だと思います。
ただ、客観的に見ると、収入や資産形成という観点では生活が厳しい可能性も高いと感じます。
しかし、周囲も同じような状況なので、
それが普通だと感じているのだと思います。
環境が人生を作る
もし私があのまま地元に残っていたらどうなっていたか。
おそらく、昔の友人たちと同じような生活を、何の疑問も持たずに送っていたと思います。
どちらが良い悪いではありません。
ただ一つ言えるのは、
環境が人生を作る
ということです。
人は思っている以上に、周囲の影響を受けます。
だからこそ、
- 新しい場所に行く
- 新しい人に会う
- 新しい価値観に触れる
この経験は、人生を大きく変える可能性があります。
最後に
私にとって、関西に出たことは
人生の大きな転機でした。
正直、最初は本当に苦しかったですし、
今もJTCの日々難しい経営課題にぶつかって、その解決の方向性を考えるために関係者と折衝して、残業や休日出勤もあり、正直心が折れそうになる時もあります。
でも今振り返ると、あのとき勇気を出して環境を変えたことが、
今の人生を作っていると強く感じます。
もし今、同じ環境の中でモヤモヤしている人がいたら。
一度、思い切って環境を変えてみる。
それだけで、人生の見え方が大きく変わるかもしれません。