何か新しいことを始めるとき、よく議論になるテーマがあります。
「行動してから考えるべきか」
それとも
「考えてから行動すべきか」
いわゆる
- 行 → 考
- 考 → 行
という考え方です。
よくある自己啓発本には行動が全てという書き方がされているものもありますが、実際にはそう単純ではないと考えています。
重要なのは、
どちらをどれくらいの割合で行うかだと思っています。
全く考えずに行動するのは危険
まず前提として、
何も考えずに行動するのは危険です。
例えば
- 投資をよく理解せずに始める
- 仕事で戦略もなく動く
- 情報を調べずに大きな決断をする
こういった行動は、失敗する確率が高くなり、市場からすると完全にカモられます。
最低限の
- 情報収集
- 方向性の整理
は必要です。
しかし、考えすぎると行動できなくなる
一方で、考えることに時間をかけすぎると
別の問題が出てきます。
それは
いつまでも行動できないこと。
例えば、行動を全くせずに
- 本を何冊も読む
- ネットで情報を集め続ける
- 完璧な計画を作ろうとする
こうしているうちに、
実際の行動はどんどん後回しになります。
しかし多くの場合、本当に学べるのは
行動した後です。
行動して初めて見えることがある
実際にやってみると
- 思っていたより難しい
- 想定外の問題が起きる
- 新しい視点が見えてくる
ということが必ず起きます。
これは本や情報だけでは
なかなか得られない学びです。
その意味で大事なのは
浅く学習→行動 → 学習 → 改善
というサイクルを回すことです。
行動と思考の割合は「8:2」
私の感覚では、最初は
行動:思考 = 8:2
くらいがちょうどいいと思っています。
もちろん最初に2割くらいは考える必要があります。
しかし残りの8割は
実際に行動しながら学ぶ方が圧倒的に早い。
その方が
- 経験が増える
- 判断力が上がる
- 改善スピードが上がる
からです。
学びも「8割までは早い」
もう一つ面白いのは、
学びにも似た傾向があることです。

引用:シンプルで合理的な人生設計 著 橘玲
多くのことは
8割の理解までは比較的早く到達します。
例えば
- 投資
- 仕事のスキル
- 新しい趣味
どれも、基本的な部分は
比較的短い時間で身につきます。
しかし残りの
最後の2割
を極めるには
とても長い時間がかかります。
まずは8割を目指す
だからこそ最初は
完璧を目指さないこと
が大切です。
まずは
- 少し考える
- 行動する
- 学ぶ
- 改善する
このサイクルを回して
まずは8割のレベルを目指す。
そこまで到達すれば、
物事の全体像はかなり見えてきます。
まとめ
「行動してから考えるのか」
「考えてから行動するのか」
この問いの答えは
極端な二択ではありません。
大切なのは
考えすぎて止まらないこと。
ある程度考えたら
まず行動してみる。
そして
浅く学習→行動 → 学習 → 改善
このサイクルを回すことが
成長への一番の近道だと思っています。