投資で成功するには、特別な才能が必要だと思っていました。
市場を読む力や、専門的な知識、あるいは大きな元手が必要だと。
しかし投資を続けていく中で、様々なことに気づきがありました。
・市場を読むのは誰でも困難であること、
・ビジネス会計検定3級程度の財務諸表をある程度読めるレベルで十分であること、
・小さい金額から学んでいく方が良い
そして、長期投資において有利なのは、毎月安定した収入を持つ会社員ではないかと思うようになったのです。
会社員の強みと弱み
会社員の最大の強みは、
毎月安定した給料が入ることです。
多くの場合、景気が多少変動しても、
給料が急激に変わることはありません。
給料日には、ある程度予測できる金額が振り込まれます。
これは資産形成において、実は非常に大きなメリットです。
一方で会社員には弱みもあります。
それは
成果を出しても給料に反映されないことが多い
という点です。
どれだけ努力しても給料が急に2倍になることはありません。
会社員は基本的に、労働収入の上限がある世界です。
投資家の強みと弱み
一方で投資家は、全く逆の特徴を持っています。
投資の最大のメリットは
将来的に大きな利益を得られる可能性があること
です。
企業が成長すれば株価は上がり、
配当金も増えます。
労働とは違い、
収入の上限がない世界です。
しかしデメリットもあります。
それは
短期的な損益が非常に不安定なことです。
株価は日々変動します。
明日の資産が増えるか減るかは誰にも分かりません。
この不確実性は、投資を続ける上で大きなストレスになります。
会社員投資家の3つの強み
会社員と投資は、実はとても相性の良い組み合わせです。
その理由は、会社員には投資家としての強みがあるからです。
① 安定したキャッシュフロー
会社員は毎月安定した収入があります。
株価が下がったとしても、
生活費は給料で賄うことができます。
この安定したキャッシュフローがあるからこそ、
短期的な市場の変動に耐えながら投資を続けることができます。
② 長期投資ができる
投資で一番重要なのは
市場から退場しないこと
です。
短期的な値動きを追いかけるよりも、
長期で市場の成長に乗ることが資産形成の王道です。
会社員は本業の収入があるため、
投資で生活費を稼ぐ必要がありません。
つまり
- 無理に売る必要がない
- 長期で保有できる
という大きな強みがあります。
③ 定期的に投資できる
会社員は毎月給料が入るため、
定期的に投資資金を投入することができます。
市場が上がっている時も、
下がっている時も、
淡々と投資を続ける。
この積み重ねが、
長期的には大きな資産形成につながります。
私の資産配分
私自身も会社員として働きながら投資を続けています。
現在の資産配分は
- 株式:77.43%
- 投資信託:16.94%
- 現金:5.62%
という、かなり株式比率の高いポートフォリオです。

妻と子供がいる身ですが、
ここまで攻めた投資ができているのは
会社員として安定した収入があるから
だと思っています。
もし投資だけで生活していたら、
ここまでリスクを取ることは難しいかもしれません。
会社員投資家がやりがちな3つの失敗
会社員投資家には多くの強みがあります。
しかし、その強みを活かせずに資産形成がうまくいかないケースもあります。
① 短期の値動きに振り回される
株価が上がれば嬉しくなり、
下がれば不安になる。
しかし短期的な値動きは、
誰にも予測することはできません。
会社員投資家の最大の強みは
長期投資ができることです。
短期売買を繰り返すと、
この強みを自分で失ってしまいます。
② 投資額が生活を圧迫する
投資は大切ですが、
生活を犠牲にしてまでやるものではありません。
家計が不安定になると、
市場が下落したときに冷静でいられなくなります。
投資は
余裕資金で続けること
が重要です。
③ 市場から退場してしまう
投資の世界で一番の失敗は
損をすることではありません。
本当の失敗は
市場から退場してしまうことです。
資本主義の成長の恩恵を受けられるのは、
市場に残り続けた人だけです。
給料で生活を守り、投資で未来を作る
会社員には安定した収入があります。
投資には資産を増やす力があります。
この二つを組み合わせることで
- 生活は守られる
- 資産は成長する
という状態を作ることができます。
給料で生活を守り、
投資で未来を作る。
私はこの
「会社員投資家」という生き方
は、資本主義の中で長く生き残るための
合理的な戦略の一つだと思っています。