結論:株式投資は「一つの指標」で判断した瞬間にギャンブルになる。
安さ・利回り・知名度だけで選ぶのは危険
なぜ「単一指標」で選んではいけないのか
株価が上昇している。
配当利回りが高い。
誰もが知っている有名企業。
一見すると魅力的だが、これらは今この瞬間の結果であり、今後も続く理由にはならない。
- なぜ株価が安いのか
- なぜ配当利回りが高いのか
- その状態は今後も続くのか
ここを考えないと、「たまたま当たった」「たまたま外れた」で終わってしまう。
私の銘柄選びの基本スタンス
私は高配当投資でも、目立つ人気銘柄よりバリュー株寄りを選ぶ。
具体的には以下の条件を複合的に見て判断している。
銘柄選定の6つの視点
- PER:15倍以下
- PBR:1倍以下
(目安として PER×PBR=15程度) - EPS:右肩上がり
- 自己資本比率:40%以上
- 配当利回り:3%以上
- 配当性向:30〜60%
重要なのは、これらを単年で見ないこと。
最低でも5年程度の推移を確認し、
- 一時的な数字なのか
- 構造的に維持できているのか
を判断材料にしている。
また、これらはあくまで目安としているもので絶対守らないといけない条件ではない。
自分で考えた結果、一部例外にしているものはよくある。大切なのは考えること。
【失敗談】最初は「何となく」で買っていた
偉そうに言っていますが、私自身最初は何もわからず買っていた。
振り返ると、投資を始めたばかりの2021年頃。
正直、何を買えばいいのか分からなかった。
結果、選んだのは
- 日産
- ANA
- すかいらーく(ガスト)
理由は単純。
「知っている会社だったから」。
その後どうなったか
- 日産:株価下落
- ANA:横ばい → 途中で売却
- すかいらーく:売却後に株価上昇(正直、悔しかった)
結果だけ見れば、良し悪しはある。
ただ、一番の問題はそこではなかった。
「なぜ上がったのか」「なぜ下がったのか」が分からない
何となく買った銘柄は、
上下しても自分なりの仮説が一切ない。
- なぜ下がったのか分からない
- なぜ上がったのかも分からない
- だから検証のしようがない
当然、自分の判断に責任も持てない。
正直、面白くもなかった。
この状態なら、
個別株を選ぶ意味はない。
インデックス投資の方が、よほど合理的だと思う。
個別株投資の本当の醍醐味
個別株の魅力は、
「お金が増えること」だけではない。
- 自分なりの仮説を立て
- 数字と向き合い
- その結果として資産が増える
このプロセスにこそ価値がある。
だからこそ、
複数の視点で評価し、理由を持って買う。
それができないなら、無理に個別株をやる必要はない。
まとめ
- 株価・配当利回り・企業ブランドだけで選ばない
- 指標は必ず複合的に見る
- 単年ではなく数年の傾向で判断する
- 「なぜ買ったのか」を説明できない銘柄は買わない
デイトレやFXのように瞬間的に大儲けするような派手さはなく、かなり地味だが、私はこれが再現性が高く最も成功しやすい投資だと信じている。