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RSI指数って何?「買われすぎ・売られすぎ」を見抜くモノサシ

投資の世界に足を踏み入れると、必ず出会うのが「テクニカル指標」。

中でも「RSI」は、初心者からプロまで愛用する超定番のツール。

でも、「難しそう…」「数学的なんでしょ?」と敬遠しがちですが。 実はRSIの本質は、**「マーケットの熱狂度を測る体温計」**のようなもの。

1. RSIを一言で言うと?

RSI(Relative Strength Index)は、日本語で**「相対力指数」と呼ばれます。 簡単に言うと、「最近、みんな調子に乗って買いすぎてない? それとも、ビビりすぎて売りすぎてない?」**といった過熱感を0から100の数字で見える化したものです。

2. サウナでイメージ

RSIの動きを、サウナに例えると。

  • RSI 70〜80以上(買われすぎ) 「アッツアツの状態」です。みんなが熱狂して買いまくり、価格が上がりきっています。そろそろ「のぼせて」外(下落)に出たくなる頃合い。
  • RSI 20〜30以下(売られすぎ) 「キンキンの水風呂状態」です。みんながパニックで売り払い、価格が下がりきっています。そろそろ「冷えすぎて」お風呂(上昇)に戻りたくなる頃合い。

【ここがポイント!】 一般的に、70を超えたら「そろそろ売りかな?」、**30を下回ったら「そろそろ買いかな?」**と判断する目安になります。

3.RSIの計算式(シンプル版)

一般的な計算式は以下の通り。

  • A:過去14日間の「値上がり幅」の合計
  • B:過去14日間の「値下がり幅」の合計

※期間(14日間)は、開発者のワイルダー氏が推奨した最もポピュラーな設定。

4.直感的に理解する「ケーキ理論」

例えば、過去14日間の値動きの合計(上昇分+下落分)を**「1つの大きなホールケーキ」**だと想像してください。

  1. ケーキ全体 = 「上がった分の合計」+「下がった分の合計」
  2. RSIの数値 = そのケーキのうち、「上がった分」が占める割合(%)
  • RSIが80%のとき ケーキの8割が「上昇」で埋め尽くされています。「最近、上がりすぎじゃない?(みんな買いすぎ!)」という状態。
  • RSIが20%のとき ケーキのほとんどが「下落」です。「最近、下がりすぎじゃない?(みんなビビりすぎ!)」という状態。
  • RSIが50%のとき 上昇と下落がちょうど半分ずつ。「今は売り買いが拮抗しているな」という平和な状態。

なぜ「14日間」なのか?

開発者のワイルダー氏は、もともと「28日周期」という月の満ち欠けのようなリズムが相場にあると考えていました。その**半分の「14日」**が、ノイズを抑えつつ反応も遅すぎない絶妙なバランスだったため、今でも世界中の標準設定として使われています。

5. RSIの留意点

最強に見えるRSIですが、苦手な場面もあります。それは**「あくまでトレンド」**ということ。

株価がロケットのように上がり続ける時、RSIは100付近に張り付いたままになります(これを「張り付き」と呼びます)。 「70を超えたから売りだ!」と即座に売ってしまうと、その後の爆上げを指をくわえて見ることになる…なんてことも。

「体温計が壊れるくらいの熱狂」の前では、RSIも少しお手上げ状態になる。