はじめに:同じ収入でも、なぜ差がつくのか?
「年収はそれほど変わらないのに、なぜかお金が貯まる人と、ずっと苦しい人がいる」
これは才能の差ではありません。
違いはただ一つ、**お金をどのように流すか(キャッシュフロー)意思決定の差**です。
『金持ち父さん 貧乏父さん』では、この違いをとてもシンプルな図で説明しています。
今回はその図をベースに、できるだけ身近な例を交えながら解説していきます。
キャッシュフロー図の基本(超重要)
まずは図の見方から。

引用:金持ち父さん貧乏父さん

引用:金持ち父さん貧乏父さん
- 上の箱:収入
- 下の箱:支出
- 右側の箱:負債
- 左側の箱:資産
- 矢印:お金の流れ
この「矢印がどこに向かっているか」だけを見れば、
金持ち父さん型か、貧乏父さん型かが一瞬で分かります。
貧乏父さんのキャッシュフロー(よくある現実)
図の特徴

引用:金持ち父さん貧乏父さん
- 収入 → 支出 に一直線
- 余ったら「負債」に向かうこともある
- 資産にお金が流れない
身近な例で考える

引用:金持ち父さん貧乏父さん
会社員Aさん(年収600万円)
- 給料が入る
- 家賃、車のローン、スマホ代、保険料、外食費に消える
- 余ったら「ご褒美」に使う
- お金が足りなくなるとローンや分割払いを使う
この状態を図にすると、
収入 → 支出 →(ときどき)負債
という流れになります。
ポイントは、
お金を生み出す資産に、一度も立ち寄っていないこと。
本人は真面目に働いているし、たまのご褒美をしている感覚のため無駄遣いの自覚もない。
それでも一生「働き続けないと回らない構造」から抜け出せません。
金持ち父さんのキャッシュフロー(考え方が真逆)
図の特徴

引用:金持ち父さん貧乏父さん
- 収入がまず「資産」に向かう
- 資産が収入を生み、そこから支出を賄う
- 労働収入への依存度が低い
身近な例で考える
会社員Bさん(年収600万円・年収はAさんと同じ)
- 給料が入る
- 先に一定額を投資信託・株式・高配当ETFに回す
- 残りで生活する
- 資産から配当・分配金が生まれる
- そのお金で支出の一部をまかなう
図にすると、
収入 → 資産 → 収入(不労所得) → 支出
という循環ができます。
ここで大事なのは、
贅沢をしているかどうかではなく、お金の流す順番です。
決定的な違いは「支出を減らす」ではない
よくある誤解があります。
「金持ち父さん=ドケチ」
これは違います。
本質は
- 貧乏父さん:収入が増えたら支出を増やす
- 金持ち父さん:収入が増えたら資産を増やす
という意思決定の差。
貧乏父さんのP/L,B/S

引用:金持ち父さん貧乏父さん
金持ち父さんのP/L ,B/S

引用:金持ち父さん貧乏父さん
節約は手段であって目的ではありません。
目的は、お金が勝手に流れ込んでくる仕組みを持つことです。
今日からできる第一歩
いきなり不動産や難しい投資を考える必要はありません。
まずはこれだけでOKです。
- 給料日に「先取り」で資産に回す
- その金額がなくても生活できる支出構造にする
- 少額でもいいから「資産→収入」の矢印を作る
楽天証券やSBI証券など1株から買えますし、銘柄によっては、NTTなど1株100円台のものもあります。
まとめ:図で考えると、理解しやすくなり、行動に移せる
- お金の「流れ」が重要
もし今、
「仕事を頑張っているのに楽にならない」と感じているなら、
それは能力ではなくキャッシュフローの問題かもしれません。
一度、自分のお金の流れを
紙に箱と矢印で描いてみることをおすすめします。