富は“連続”ではなく“階段”である
『WEALTH LADDER ウェルスラダー』が提示する最大のメッセージは、
富はなだらかに増えていくものではない。階段状に上がっていくものだ。
という点です。
本書では資産を6つのレベルに分類しています。

引用:WEALTH LADDER ウェルスラダー
■ 資産レベル区分
- レベル1:1万ドル未満
- レベル2:10万ドル未満
- レベル3:100万ドル未満
- レベル4:1000万ドル未満
- レベル5:1億ドル未満
- レベル6:1億ドル以上
それぞれが「約10倍刻み」で区切られています。
つまり、
10万 → 100万 → 1000万 → 1億
という“桁の壁”が存在する。
ここが重要です。
多くの人は「少しずつ増えていく」と思いがちですが、実際には
ある段階を越えないと、次の景色は見えない。
これが“ラダー(梯子)”という表現の意味と受け止めました。
レベル別に見る「資産構成の違い」
本書の面白い点は、
単なる総額比較ではなく、「何を持っているか」に注目しているところです。
① 現金の割合

引用:WEALTH LADDER ウェルスラダー
低レベルほど現金比率が高い。
レベル1では約40%が現金。
レベルが上がるほど、現金比率は下がる。
これは何を意味するか。
**富裕層ほど“お金を眠らせていない”**ということです。
現金は安心をくれるが、富は増やしてくれない。
② 住宅(居住用)の割合

引用:WEALTH LADDER ウェルスラダー
レベル1〜3では住宅が大きな割合を占める。
特にレベル2では住宅が資産の中心。
しかしレベルが上がると住宅比率は低下します。
つまり、
中間層は“家が資産の本丸”になりやすい。
一方、上位層は住宅は“消費財に近い位置づけ”に変わっていく。
これは非常に示唆的です。
③ 車両の割合

引用:WEALTH LADDER ウェルスラダー
低レベルほど車の比率が高い。
レベルが上がるにつれてほぼゼロに近づきます。
ここから読み取れるのは、
富裕層ほど減価資産を抱えない。
ということ。
見栄や生活水準の象徴になりやすいものほど、
実は富の成長を阻害する可能性がある。
④ 投資不動産

引用:WEALTH LADDER ウェルスラダー
レベル4以降で比率が上がる。
これは
“居住用”から“収益用”へのシフト
を意味します。
持つ目的が「住む」から「稼ぐ」に変わる。
⑤ 株式・投資信託

引用:WEALTH LADDER ウェルスラダー
レベルが上がるほど割合が増加。
金融資産が“核”になるのは中位層以上。
私が今目指している世界はここです。
⑥ 事業利益

引用:WEALTH LADDER ウェルスラダー
レベル5・6になると事業利益の比率が一気に跳ね上がります。
ここで初めて分かることがあります。
真の上位層は「労働者」ではなく「所有者」である。
株の所有者。
不動産の所有者。
事業の所有者。
ここに富の本質があります。
私の考察:サラリーマンはどこを狙うべきか
この本を読んで、私はこう整理しました。
レベル1〜2:生活防衛期
現金と住宅中心。ここは“守り”。
レベル3〜4:金融資産転換期
株式・投資信託へ本格シフト。ここが“分岐点”。
レベル5以上:所有者フェーズ
事業・投資不動産・資本家層。
サラリーマンが現実的に狙えるのはレベル4まで。
つまり、
金融資産を中核に据える戦略が合理的。
そして、レベル5に行くには
「副業」「起業」「事業投資」が必要になる。
ここで初めて“働き方”が変わる。
富は額より「構造」が重要
この本を読んで一番刺さったのは、
富は額ではなく、構造で決まる。
ということ。
- 何を持っているか
- 何がキャッシュフローを生むか
- 何が減価しているか
ここを意識しないと、
階段は上がれない。
ここで私自身の立ち位置

■ 現在の純金融資産(2026年2月19日断面)
32,316,815円
内訳:
- 株式(現物):25,272,993円(78.2%)
- 投資信託:5,300,209円(16.4%)
- 預金・現金等:1,736,770円(5.4%)
- ポイント:6,843円
① ラダー上の現在地
ドル換算で約20万ドル台。
ウェルスラダーではレベル3。
しかし、重要なのは金額よりも「構造」。
② 構造分析
● 株式比率 94.6%(株式+投信)
これはレベル3としては非常に攻めた構造。
本のデータでは:
- レベル3平均 → 現金比率高め
- レベル4以上 → 株式比率が急上昇
レベル4型ポートフォリオを組んでいます。
③ 私のポジションの本質
「レベル3レベルで、レベル4の思考をしている人」
とも言えるかと
普通のレベル3は:
- 車を買う
- 現金を多く持つ
しかし私は:
- 車は所有していない。
- 現金をあまり持たない代わりに金融資産に集中投資
④今の構造の弱点は何か?
労働依存型であること。
レベル5以上は:
- 事業利益
- オーナー収入
- レバレッジ
が増えます。
私はまだ
“資本家型サラリーマン”であり、現状のままではレベル5には到達できないということが安易に想定されますが、レベル5に行きたいかと言うのも今は明確な解を持ち合わせていません。
今後心の変化があれば発信したいと思います。